考えられる主な原因は次の4つです。
1) 著作者の意向により日経テレコン21に収録していない。
2) 記事体広告または公告だった。
3) 読んだ紙面が最終版ではなかった。
4) 掲載媒体、キーワードの記憶違い。
このうち(4)「記憶違い」について、よくあるパターンをご紹介します。
新聞記事を実際に検索してみて「自分の記憶と違う」と思ったことはありませんか?時間が経ったものほど記憶があいまいになりがちですので、細かく絞り込まないで大まかに検索をしてみましょう。
例えば「5年前くらいに、○○社の××工場で△△を導入した記事を、◎◎新聞で読んだ記憶がある」ならば、検索期間は広く取って「2~10年前」もしくは「全期間」に設定します。
「○○社の××工場で△△を導入」も「○○社 ××工場 △△ 導入」などの絞り込んだ検索ではなく「○○社 ××工場」または「○○社 △△」などの広い検索を行います。特に記憶違いに多いのが、肝心の「○○社」が違っている場合です。そのため「△△ 導入」で検索してみても良いと思います。
また、媒体の選択も「◎◎新聞」にこだわらず、新聞全紙に広げて検索してみましょう。このように記事を広くヒットさせるとノイズ(不要な情報)も増えてしまいますが、記憶違いによる検索モレは防ぐことができます。