専門情報メニューで提供する科学技術文献データベース「JDreamIII」で、海外誌の情報を大幅に拡充しました。また、執筆者が所属する機関名を一意に識別する「機関ID」を追加しました。
(1)米国電気電子学会(IEEE)の情報を大幅拡充
米国電気電子学会(IEEE)のジャーナル・会議録を大幅に拡充しました。これまでは年間約2万件でしたが、今後は年間約22万件となります。追加データは、2016年1月発行データから順次搭載いたします。
新たに拡充する海外誌(IEEE)の索引は自動的に付与します。また、和文標題/和文抄録は、英文標題/英文抄録を機械翻訳して表示します。回答表示に新たに英文抄録が加わります。
<ジャーナルの⼀例>
• Biomedical and Health Informatics, IEEE Journal of • Human-Machine Systems, IEEE Transactions on • NanoBioscience, IEEE Transactions on • Vehicular Technology Magazine, IEEE • Neural Networks and Learning Systems, IEEE Transactions on など
<会議録の⼀例>
• Brain-Computer Interface (BCI), 2014 International Winter Workshop on • Biosignals and Biorobotics Conference (2014): Biosignals and Robotics for Better and Safer Living (BRC), 5th ISSNIP-IEEE • Machine Learning and Applications (ICMLA), 2014 13th International Conference on • Machine Learning and Cybernetics (ICMLC), 2014 International Conference on
(2)機関IDの追加
従来から提供している同一著者識別のための著者IDに加え、異なる機関名の表記を一意に識別可能な「機関ID」を搭載しました。 文献を執筆した著者が所属する機関名情報は、その機関が得意とする研究領域や、機関同士のつながりなどを分析する上での必要な情報です。ただし、機関名は文献により必ずしも表記が統一されているとわけではありません(例:東京大学、東大、Tokyo Univ.等)。
今回の機能強化で搭載した「機関ID」により、異なる表記の機関名を同一機関として取り扱えることができる、調査や分析の制度が大幅に向上します。